Google Cloud Professional Cloud Developer 認定試験のベータ版は、最新の試験内容でいち早く資格取得を目指す方にとって、魅力的な機会です。ただし、ベータ版試験を受ける際には、注意点も理解しておく必要があります。
Google Cloud Professional Cloud Developer認定試験のベータ版が2024年3月27日から始まるとのことですので、こちらについて調べてみました。
Professional Cloud Developer認定試験(ベータ版)の概要
Professional Cloud Developerは、Google が推奨するツールとベストプラクティスを使用して、スケーラブルで安全かつ高可用なアプリケーションを構築およびデプロイします。彼らは、クラウドネイティブアプリケーション、コンテナ化アプリケーション、API、開発者向けツール、オーケストレーションツール、マネージド サービス、テスト戦略、サーバーレス プラットフォーム、次世代データベースに精通しています。また、少なくとも 1 つの汎用プログラミング言語を使いこなしており、コードを計測、ログ、トレースを出力するための仕組みを組み込むこともできます。
試験内容
試験は、以下の 4つのセクションから構成されています。
- セクション 1: 高いスケーラビリティ、可用性、信頼性を持つクラウドネイティブアプリケーションの設計
- 1.1 高パフォーマンスなアプリケーションと API の設計
- 1.2 セキュアなアプリケーションの設計
- 1.3 アプリケーションデータのストレージオプションの選択
- セクション 2: アプリケーションの構築とテスト
- 2.1 ローカル開発環境のセットアップ
- 2.2 ビルド
- 2.3 テスト
- セクション 3: アプリケーションのデプロイ
- 3.1 適切な機能ロールアウト戦略の採用
- 3.2 サーバーレスコンピューティング環境へのアプリケーションのデプロイ
- 3.3 Google Kubernetes Engine (GKE) へのアプリケーションとサービスのデプロイ
- セクション 4: アプリケーションと Google Cloud サービスの統合
それぞれのセクションの詳細については、ベータ版試験ガイドに書かれています。
https://services.google.com/fh/files/misc/professional_certification_cloud_developer_exam_guide.pdf
おさえておくと良さそうなポイントは、マイクロサービスやCI/CD、またそれらに関連するGoogle Cloudのマネージドサービスといったところでしょうか。
ベータ版を受験するメリット
ベータ版を受験するメリットは、失敗しても総受験回数カウントされない点にあると考えます。また登録料は40%OFFになっています。
その他の試験情報
- 試験時間: 3 時間
- 登録料: 120 アメリカドル (定価の 40% 割引)
- 言語: 英語
- 試験形式: 70-75 問の選択式および複数選択式
参考リンク(注:記事作成時点ではベータ版の情報が載っています)
まとめ
Google Cloud Professional Cloud Developer認定試験のベータ版について調べてみました。ベータ版のテストは、通常版のテストよりも試験時間が長く問題量も多いですが、許可されている総受験回数にカウントされない(失敗してもカウントされない)メリットもあります。期間限定となるため、興味ある方はこの機会を是非お見逃しなく!